頭で考えるのをやめると、こんな素敵な変化が✨

フラメンコを踊る時、皆さんは頭で考えますか?

☆振付の順番を考えてる、失敗しないように、氣を配る等など?

これらを考えるのをやめてみて、

ギターの奏でる音楽と、カンテ(歌)の呼吸に集中すると、どうなる?

三位一体

☆ギターは、カンテ(歌)に寄り添うように、邪魔しないように、歌の表現をより効果的にフォローしているのを発見✨

つまり、自分勝手にコンパス(フラメンコ独特なリズムパターン)を弾いてないのが、わかる✨

※スペイン滞在中に、外人の練習生が、私と友人の練習に弾かせて欲しいというので、弾いてもらったら、あまりに自分勝手にコンパスのみ弾いてくれて、全然踊れなかった😰という経験あり

☆ギターとカンテが一体化しているのを感じたら、そこに踊りがどう加わると良いのか、感じたままに動いてみよう。

振付はあってないようなもの。振付に拘ることを手放す。

となると、カンテの呼吸に合わせたくなる。

強い、弱い、ためてる、などに込められてる喜怒哀楽を感じてみて。

☆カンテは歌うことで、踊りは身体で、ギターは弦を使って、表現する。

カンテがあるパートはカンテに寄り添う、ファルセータ(ギターのメロディ)のパートはギターに寄り添う。

波のように緩急があり、その波に同じ呼吸で寄り添う(^^)

これが三位一体✨

ギターもカンテも呼吸してるので、そこに踊りが加わる時も呼吸が大切だとわかる。呼吸が止まると、流れない💦ブチブチと切れた動きになってしまう。

水は淀みなく、流れていくと澄んだ水になり、大きなうねりや、素敵な動きを見せてくれる。

エネルギーも同じで、常に呼吸して循環している。

テクニカ(テクニック)は、自分の可動域でOK

テクニカは必要最小限でOK、執着したり、拘るのを手放す。

自分の身体の可動域を広げていくことは、大事。

が、無理は禁物、無理すると力づくになってしまう。

ギターとカンテに、こんな風に寄り添いたいというイメージが湧いたら、自分の身体と相談して、そこに近づくためのテクニカを持てば良い。

こうしたいという心の声を聞いて、自分が呼吸して気持ちよく動ける範囲内でd(^_^o)

頭で考えるのをやめると、こんな感動の瞬間が✨

レッスンで、好きなように動いてみてー(^^)

と、言ったら、ああしなきゃ、こうしなきゃに囚われたので、ギターの音と歌を聞くことのみに集中して、考えるのをやめてーって言ったら、めちゃ踊りが変化したーーー✨オレーー👏💕

今ある自分達のテクニカの範囲内で、無理なく、身体中の神経が頭の先から指先、足の先までエネルギーが通り、顔つきまで変わった❣️

これでしょ!これ!とにかく踊りが素敵に変化したのである。

頭で考えるのをやめると、人間の本来持ってる潜在意識のみを使って踊れる。

ギターもカンテも生ものなので、歌う度に、弾く度に変化するのは当たり前。二度と同じようには出来ない。

練習生だからと、録音されたCDのように、同じようにやって欲しいというのを、彼らに無意識に要求すると、感情やエネルギーの通らないパフォーマンスになってしまう。

テクニカのおぼつかない練習生であっても、ここさえわかっていれば、あとはテクニカを付ければ良いだけ(^^)

失敗はない!これが正しいがないから(笑)

フラメンコのコンパスも、じっと耳を澄ませ、感覚をオープンしたら、そこに存在しているのが、きっとわかるはず❣️