ピカソの陶芸

ヨックモックミュージアム

ピカソの絵はたくさん見てきたし、スペインのバルセロナで青の時代の絵も見た。
しかし、陶芸を始めるまでは、ピカソの陶芸はほぼ見ていなかった。そんなもんである。
とあるアクセサリー作家の方も、陶芸を始めたばかりで、アクセサリーを載せる小皿を作っていて、陶芸歴も私と変わらない初心者だけど、センスがいい。クリエイトすることは分野問わずということだろう。

その方のインスタ情報で、この美術館を発見!
※私のインスタは乗っ取りに遭い、ログイン可能にはなったが、休止中。

これはイイかも!と思うや否や、その日の予定を即座に変更して、表参道へ向かった。
以前のように予定をパンパンにしなくなってから、こういう技を使えるようになった。
予定を空けておくと、今必要な情報が入ってくることがあることも実感している。
心の余裕は大切だ(笑)

さて、人混み少ない表参道から徒歩10分の美術館は、素敵な空間だった。
カフェも落ち着いていて、とてもいい。

スペインと日本

日本の渋い系の陶芸品も大好きだけど、ピカソのカラフルで遊び心のある可愛いお皿や花瓶も、好みである。
私の中には、やっぱり日本があり、そしてスペインもある。
墨色、渋い色、スカッとパキっとした色彩、微妙なニュアンスカラー、どれも全部好きである。

翌日、陶芸教室に行って、先生を捕まえてピカソの陶芸について感動を伝えた。
こういうのがいい、これもいいというもの全て、かなり難しい技法だった(笑)撃沈。
実は、プレゼント用に作りたいモノが確定していて、インスピレーションをもらうためにピカソの陶芸を見に行ったのである。

この日の陶芸教室は、珍しく生徒さんが私いれて二人しかおらず、先生を独り占めして、アイデアをたくさんもらった。ラッキーな日だった。

陶芸だけでなく、何でもそうだが、仕上がりまでの期間がある。
特に陶芸は、素焼き、釉薬がけ、本焼き、と工程がたくさんあり、まだ覚えられない。
日程の調整が結構難しく、完成まで、ほぼ3ヶ月はかかる。
そして、焼いてみないとわからないという一発勝負は、フラメンコの本番と同じかも(笑)

踊る曲が決まって、振り付けを作って、練習して、衣装を決めて、ギターとカンテとリハーサルしてと、たくさんの工程がある。何回か踊ってる曲は、ブラッシュアップする過程が楽しいが、初披露は踊ってみないとどうなるかわからない。
まぁ、何でも同じということだ。ただ、陶芸は慣れてないから、細かい作業をつい忘れてしまう。

今度の「ポコライブ」は、小さな発表披露会だが、初めて踊る曲は本番どうなるか?誰もわからない。
何でも経験あるのみだ。
どうなるかわからないから面白いとも言える。
そして、きっとたくさんの気づきを得られると思う。
何でもやってみた方がいいと私は思う。
チャレンジすることって、幾つになっても楽しい。