アップデート
(。・o・。)ノ やあ!みんな元気?
フラメンコを踊る時によく、「バックの音を聞いて踊って」と言われますが、これ、意外と難しいですよね。
初めて私が「バックの音を聞けた」「一体感を感じた」曲目は、ガロティンでした。約10年前。発表会(@エルフラメンコ)でソロで踊った時です。
たくさん練習したので振りに不安は微塵もなく(←強気)、自ずと心も身体もノビノビ伸びて、音がよーく聞こえました。曲の後半・エスコビージャの時に、後ろを振り返ったら、ギター・カンテ・パルマのみなさんが笑顔で私を見てくれていて…
弾いて、歌って、叩いて応援していてくれてる!そんな暖かさを感じました。驚くと同時に嬉しくて嬉しくて、胸が熱くなったのを覚えています。
ソロだけど一人じゃない…フラメンコってこんなに楽しいんだ⁉︎
踊りながら感じた貴重な経験でした。
♪♪♪♪♪
あれから10年 (*きみまろじゃない)
そのガロティンがちょっと不調です。「気持ちよく踊れない注意報」発令中。
あんなに大好きだったのに、以前のように気持ちよくは踊れません。もちろん10年前と同じに踊っていたらだめなんですけど(と言うかあんなフレッシュには踊れない…)、何と言いますか、どう踊りたいのか?が自分の中に見えてこないんです。完全に迷子。
3月のエルセロライブでガロティンを踊るので、一緒に踊るFさんに相談したら
「踊りをアップデートしましょうよ。昔に戻るんじゃなくて、今踊りたいガロティンを作りましょう。そしてやっぱりガロティンはいいよね、と思える踊りを踊りましょう」
と言っていただけました。ソレアとガロティンの二曲を踊るなら、熱量をソレアに注ぎがちだったのですが、改めてガロティンを見つめてみようと思います。ガロティンが簡単なわけではないですものね。
まだあと2ヶ月あるので、各々で、もしくは二人で踊り込んでいき、今よりも良いガロティンに仕上げたい… いや、いや、仕上げます。
できるかな?ではなくやるんだよ!です。
仲間がいる、とかちょっと青い表現ですけど、相談したり愚痴を聞いてもらったり…周りの方からはいつもいつも助けていただいています。支えてくださっているみなさんに感謝です